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Sora Cloud を Akamai Connected Cloud へ移行しました
2024 年 8 月に、時雨堂の自社サービスである Sora Cloud を DataPacket というベアメタルクラウドサービスから Akamai Connected Cloud (以降 Linode) へ移行しました。 なぜ移行したのか 自社製品である WebRTC SFU Sora でスケールアウトが実現できるようになったためです。 Sora Cloud は時雨堂が開発しているパッケージソフトウェアである WebRTC SFU Sora (以降 Sora) のクラウド版です。 この Sora が Raft ベースの分散システムに対応し、スケールアウトを実現できるようになりました。そのため、DataPacket のベアメタルサーバーで高スペックのマシンを利用する必要がなくなり、低スペックなサーバーをたくさん並べることで、好きなだけスケールできるようになりました。 移行先の選定 条件として、転送量が安いことが第一でした。 もともと Sora Cloud は転送量や利用時間による課金ではなく、転送量に制限がないサービスとして提供したいという思いがありました。